高木木工房準備室

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雨上がりの中、木曽の赤沢自然休養林へ林業体験の実習(遠足)がありました。午前中は除伐、午後は奥千本という普段は一般者立入禁止のヒノキ林へ散策。
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駐車場に突如現れた妖怪「林業蓑カゴ男」
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興奮して写真を撮りまくる人達
 前職が森林組合の人がいたのですが、蓑を実際に使っている人は初めて見ました。カッパのように蒸れずに快適だそうです。結構いいのかも。
除伐はあらかじめ白いテープを幹に巻いていたのを手ノコで切る作業でした。区域は80年生のヒノキ林。でしたが、アカマツの大木はあるしサクラやナラも出てきた針広混交林状態。伐倒したヒノキも直径15cm程度で明らかに作業手遅れ。以前は天然林の方針として作業をしていなかった林分だったものを最近の要間伐林という流れで、今回のような林業体験に利用しているそうです。僕はと言えば、なるべく枯れ木や細い木を選び体力温存に努めたのでした。

午後は「奥千本」へ。一般には春秋の限定時期にしか入れない箇所だそうです。途中あるく道々で色々と解説を受けつつさくさくと歩く。基本的に天然林であり樹齢300年を越えるものがほとんだそうで、現在は天然更新にまかせ、風害などで開けてしまった場合以外手を入れる事はないそうです。
森林鉄道の終点まで歩く中で、樹齢300年のヒノキの割にはあまり伸びがないなあと思いつつ、時々大木もあるがそんなでもないなあと歩いていました。
が、が、奥千本に近づくにつれ「おぉーー」と声を上げずにはいられない森になっていきました。
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写真じゃ今ひとつわかりにくいのですが、一本一本が胸高直径80cmはゆうに越えています。下層にはシロモジやマルバノキ。
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樹冠も枝の張り具合や光の入り具合が丁度よい状態。本数は700本/ha前後とヒノキ林としてほぼ安定した状態なのでしょうか。それまで「ふぅーん」っと見ていたのですが、ここにきて「さすが三大美林」とかなり感激しました。やるなあ赤沢。
ここまでの道も全体に緩やかな傾斜で地図でみても赤沢全体が台地状になっていて、作業道もつけやすいだろうなあと思ったり。奥千本から先もあるようですが、今回はここを終点として別ルートで帰路につきました。計3時間で結構歩いて、雨上がりの曇り空が丁度よかったですね。

今回の実習、僕としては結構楽しめたのですが、他の人にとってはどうなのかな?と思ったり。
と、いうのも学生時代に一度は演習で赤沢に来ていたのですが(奥千本ではないですが)、当時は遠足の延長にあったので、今回程の感激はありませんでした。その後、林業の現場を知って人工林を普段から見ていたからこそ、奥千本に感激して…。今回初めてヒノキ林を目にした人にしたら他との比較のしようもないだろうし。
また、当たり前ですが赤沢でメインとなるのはヒノキ。ですが、今実習でよく使う材は広葉樹がほとんど。今回歩いたコースにもホオやトチ、セン(ハリギリ)、ミズナラ、カツラ等の材として使う木もありましたが解説でも木曽五木が中心となり他の木についてはほとんど触れられず(しょうがないのですが)。普段良く使う木がどんな葉をしていてどんな姿でどんな場所を好み、といった事の方がより興味を持てたのでは?と思ったりしました。
 まあ上記の広葉樹の他にケヤキやクリ、クルミ、イタヤカエデも学校内や周辺で見ることができるので興味のある方はどうぞ。
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帯状疱疹の鎮痛剤も使い切りましたが、痛みらしい痛みは今のところは無い様子。このまま治ってしまえばいいのですが。

明日は赤沢自然休養林へ林業体験。午前中は除伐、午後は「奥千本」という普通には見ることができない箇所を見学できるそうです。
除伐とは林内の植栽木(スギ・ヒノキ)以外の木を切る作業のようです。手ノコできるのでしょうか。チェーンソーを使うような大きさの木はないと思いますが。
林業『体験』という事ですが、前職は一応は林業。ですが森林組合に発注する方だったので実際に木を切ったりの作業をする事は皆無(現場での調査はしょっちゅうでしたが)。チェーンソーを使ったのは……学生時代や協力隊の時に少しだけ。使えないわけではないですが熟練はしていません。まあ、チェーンソー使って切り倒すような作業は危ないし、多分ないでしょう。
久々の森での作業は現場への出張の気分。準備も出張の時と同じ感覚。カッパ持って、着替えも持って、地下足袋か長靴か…。出張と違うのはおやつを買った事(遠足ですね)。

朝の4時にはブラジル戦、見るのはちょっとしんどいかなあ。疲れが溜まると痛みも再発。今日はゆっくり寝て明日の作業もそれなりに…。
土曜は痛みも薬で治まり、家から一歩もでないまま過ごしましたが、日曜はまたまた大家さんちで炭焼きをしてきました。町内で行われている主に高齢者向けの様々な活動の一環として大家さんちで炭焼き講座が開かれ、それに参加という事でした。
野菜作りからなんでもする大家さんですが、当然のように炭焼きもやっています。庭にドラム缶式の炭焼き窯が3つ(4つかな?)。現在はヤギの家となった大きな窯もあります。

参加者は10人くらいでしょうか。同じく技専に通うFさん夫婦も参加。僕は6年振りくらいの炭焼きです。協力隊の時に現地の農業高校で今回と同じドラム缶式の炭焼きをやっていたのでした。
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これが大家さんちの炭焼き窯
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こっちはグァテマラでやっていた炭焼き
グァテマラに行ってから初めてやったので、知識も経験もなく日本から取り寄せた資料でやったので基本は同じのようです。
ドラム缶を地中に埋め、一斗缶やブロックで焚き口を作り一日かけて炭焼き。個人でやるには割とポピュラーな方法です。資材にそれほどお金もかからないし(方法はこれを参照↓)
http://www.pref.nagano.jp/xtihou/hokusin/rinmu/sumiyaki/sumiyaki.htm
と言っても、やはり回数を重ねないと上手く炭は焼けません。最中は窯の中は見られませんので出てくる煙の色・量・温度で判断します。6年振りと言うことで細かい手順を忘れていましたが、やっているうちに思い出し、煙突口に手をあて煙の温度を確かめたりとやっていました。
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煙に巻かれるウチの奥さんとFさん夫婦
久々に炭焼きのにおいをかぎ、グァテマラでの記憶が脈絡もなく出てきました。香りと記憶ってかなり密接な関係にあると思うのですがどうでしょう?
講習会は昼まででしたが、夕方まで窯の様子をみて全身炭くさくなって帰ったのでした。

家に着き速攻で風呂に入ったのですが、まだなんか炭くさい。特に右手。煙を確かめるのに常に右手をかざしていたので、手のひらがすっかり燻され茶色となり薫製の香りが取れない。「あー炭焼きするとこんなんだったなー」と再び思い出したのでした。

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大家さんの My Yagi『メェーちゃん』 結構かわいいです。
良く晴れた土曜日。今日は飯田からの友人もむかえ、大家さんちで朴葉巻き作りと小梅の収穫の手伝い、のはずでしたが僕は不参加。

木曜の夕方、背中がビリビリとしびれのような痛みがし始めました。引越後、掃除に明け暮れてから時々あった痛みのため筋肉痛かな?と思いつつ就寝。が、痛みは背中から脇腹を周り左胸まで痛み始め、左を向いては眠られず上向きでも痛い、右向きになってようやくうつらうつら。それでも数時間おきに目が覚め、気づいたら朝。初めての痛みにビックリしつつ「これは授業厳しいな」と朝いちで隣町の病院へ。
体をぶつけた覚えもなく当然打ち身の痕もなく、体内部からの痛みの感じ。病院で何科に行ったらいいのかも分からない。内部からの痛みという理由で内科の看護婦さんがロビーで背中を見て「帯状疱疹じゃないわねえ」、木工科の学生で毎日金槌を振るっている話から「筋肉痛かなあ」という事で整形外科へ(これが良くなかった…)。
(あ、内科、整形外科、木工科って並ぶとなんかへんですね)

整形外科の前に並ぶこと数十分。とりあえずレントゲンを撮りようやく診察へ。年もそれほど変わらないように見える若い医者に何か見下された感じで診察(かなり感じ悪かったなあ)。「骨に異常はない、心音等にも異常はない、結果として分からない」
「なんじゃそりゃあ!」と思いつつ声には出しませんでした。ずっと痛みは続いていたし。
 結局、レントゲンの撮影料を払っただけで釈然としないまま病院を出たのでした。指で押して痛い部分がないので外から受けた痛みでは無いことはすぐ分かると思うのですよね。レントゲン撮る事で骨を見たりして消去法で原因を探っていったことになるのですが、痛み自体は全く何も解決されないまま終了。今考えると休んでもよかったのですが学校へ行ったのでした。

午後、実習となるのですがただ座っているだけで痛い。時々声が出そうな程痛い。ほぞ作りなんてとても無理、『これはどう考えても筋肉痛の痛みじゃないだろ』と町内の小さな病院へ学校終了後すぐに行きました。診察の結果、おそらく『帯状疱疹』の初期ではないかと(疱疹は出てないので断定はできないけど)。初めてだったので自覚できなかったのですが「筋肉痛」ではなく「神経痛」の痛みだったようです。病院が内科だった事と、外科的な要因は取り除かれている事からも帯状疱疹じゃないかという結果になり、とりあえず鎮静剤をもらってようやく家に。

すぐ薬を飲んだのですが痛みはなかなか治まらず、夜中になる頃ようやく効いてきて、今朝にはほとんど痛みが引いたのでした。
が、まあ今日は無理をしないという事で小梅の収穫には行かず家で洗濯物を干したあとはHDDに録画してたまっていたテレビを見て過ごしていたのでした。。。
 うーーん、少なくともあの若い医者の世話にはならないよう健康でいたいと強く思った今日一日でした。
先週に引き続きほぞ組みの練習が続きます。通しほぞ・四方胴付き・小根付きほぞ・留めほぞ・面越しほぞ、の五種類。
この順番でやっていますがどうも今ひとつ…。ほぞを組んだ時に隙間無くぴったりいきたいのですが、慎重にやっていてもなんだか隙間が空いている。隙間無くやできたと思えば、肝心のほぞがなんかゆるくなっていたり。
今のところ手道具での作業が続きますが、先日丸ノコ盤等の説明を受けました。いまノミでひたすらやっている作業があっというまに終わっていく…。実際の家具作製では機械による加工になるのでしょうが精度を高める点では同じ、まずは手で慣れ体で覚えていくということなのでしょう。

せめて一個目よりは二個目、二個目よりは三個目と精度を高めていきたいものです。が、現実にはなかなか。。。少しずつコツをつかんでいる気がするのですが、そんな気がするだけだったり。明日も頑張ろう!

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学校の駐車場のすみにあった木のくぼみに小さな幼樹が。
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よく見るとケヤキですが、もう一つは何だろ?
雨降りの中、先週に引き続きまたまた駒ヶ根へ。技専の生徒の知り合いの方が駒ヶ根で木工をしつつ自分の家を建てている、という話を聞き見学を兼ね面白そうだったので行ってみたのでした。
行く前に色々話を聞いてみると、
夫婦で家を建てているらしい。
伊那技専で出会ったそうだ。
奥さんは僕と同じ大学。

……僕も知っていました。

学年は僕より2年下ですが、卒業後すぐに伊那技専に入校。そこで知り合った人と一緒になり、現在は駒ヶ根で暮らしているそうです。地理的に限られた範囲の中だけれども世間は狭い。まさか上松技専で初めてあった人と共通の知り合いがいたとは。

伊那技専を卒業後、夏は山小屋で働きつつ作品を製作してそうです。現在、駒ヶ根に土地を購入し家を自分達で建設予定。先に工房をつくりそこに仮住まいをしながら隣に家を建てるそうなんですが、工房も基礎からつくりかなりしっかりしています。水道・ガスも自分でやったそうですが、すごいです。
土地も南・西に向け開けていて日当たりもよく西には木曽駒ヶ岳が見え、北には風除けとなる森があり…。3年かけて探した土地だそうですが、いいです。かなり羨ましい。。。

技専での訓練、卒業後の話、もちろん木工について参考となる話をたくさん聞けました。ありがとうござました!
僕の進路は…。今日も家族会議を開き「どーするか、どーしようか」と話は続きました。いろいろ考えもありますが…なかなかまとまらないなー
久々の更新、松本クラフトフェアで途絶えてました。この間の出来事は
・木曽平沢で漆器祭りと駒ヶ根クラフティアの見物
漆器祭りは結構なにぎわいでビックリでした。お客さんは若干年齢層が高めでしょうか。今回初めて平沢の中心街を歩いたのですが漆器店が立ち並びこんなにあるとは知りませんでした。向こう三軒両隣が漆器店。さすが産地だけあります。
善し悪しが分かるほどの目を持っていないので、「へぇーほぉー」と歩いてまわり過ぎていきました。
個人的な好みの問題になりますが、僕は栗などを剥ぎ、漆を塗ったものが好きなようです。綺麗に曇り無く塗られ螺鈿や金粉に飾られた芸術的価値があるようなものよりは、木の質感が感じられるものの方がスキ。
その良さを解っていないだけですが、素材が木と分からないほど綺麗に仕上げられたものは、機械的に加工されたプラスチックの生産品と見分けがつきにくい気がしてしまい…。プラスチック製品が漆製品に近づく努力の結果と言えるのかも知れませんが、目の肥えていない僕には難しいようで。

あ、漆器祭りに関係ないですが、道の駅の中にある喫茶店の北欧風ドーナツが美味しかったです。写真撮ればよかった。

続いての駒ヶ根クラフティアは7年振り。出店数が600を越え歩くのも大変。ジャンルも様々で県外からも多数の出店。松本のクラフトフェアよりも出店数が多いためか、長野県内の人も多い気がしました。
松本でもそうでしたが、駒ヶ根にも大工道具のお店がありました。立ち鉋など買ってもいいかなと思いつつ買わずじまい。学校の人で買った人もいたのですが、聞くと2000円でちゃんとした鉋があったり掘り出し物もあったようです。
僕はどうも紫外線に弱いのか、あまりの快晴に帽子をかぶっていても頭痛がしてきて帰りは運転もせずさっさと帰ってしまいました。ソースカツ丼食べたかった…。

出店者の人の中に、グァテマラの民族衣装のウィピルを着ていた人を発見。
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(こんなのがウィピル)
「あれはチチカステナンゴ(地名)の柄だなー」と思いつつ結局話しかけもしませんでした。相変わらず派手だし、日本で着ていると正体不明です。
今週からほぞ組みに入りました。家に材料とノミを持ち帰り削っています。

実習は16時までですが、その後17時まで1時間は実習室で作業ができます。後はもう家に帰ってからなのですが、なかなか時間も取れず…。
買い物から食事の準備、後片付けと結構時間が取られます。現在、夫婦で通っているので立場は同じ、僕が食事を作ることはたまーにしかないですが、それ以外は協力しています。
ので、買い物してから6時前に家に帰っても、食事や片付けを済ませてから持ち帰った作業をできる時間はせいぜい2~3時間くらいでしょうか。刃物の研ぎにしても結局は台所の流しが一番やりやすいので、平日は夕食の準備や片付けでなかなかできません。

やはり、この上松技専で木工を学び練習するには寮に住むのが一番良いのではないでしょうか。色々当番もあるようですが平日は3食あり学校も近いし、一日に使える時間量が違ってきます。同じ目的を持って学校に通う人達と常にいるというのは意識も高まるし…
一年間と割り切れば集団生活もそれほど苦ではないだろうし、デメリットはなさそうですね。

家を借り通うメリットは……地元の人と接する機会があるということでしょうか。たまたまですが、物知りな大家さんと巡り会え、この地域について色々知る機会を得たというのが大きいですね。

週末の松本クラフトフェアに引き続き、今週末は平沢の漆器祭りに駒ヶ根でクラフティア。持って帰った鉋刃の研ぎもあるし、なかなか忙しい週末になりそうです。
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