高木木工房準備室

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月曜から塗装に入っています。テーブルの場合学校では水に強いウレタン塗装になることが多いです。今回のダイニングセットもウレタン塗装となりました。色は無しのクリアーでもいいかなと思ったのですが、元々の木の色の違いもあり着色します。

ウレタン塗装、結構手順が多いです。まずは素地着色。ロマンフィラー・オルパステイン・オルパシンナーらを混ぜ(なんのこっちゃ)刷毛で塗ってはふき取ります。なるべく色を薄くしたいのですが最初は手間取りなかなか大変。
続いて下塗り。スキルシーラーをスプレーで塗装。結構厚めに塗ります。塗装後、小さなツブツブが出来ているのでサンドペーパーで軽くこすります。あまりやると素地着色が取れてしまうので注意。
続いて中塗り。サンディングシーラーを塗装。2回ほど連続して塗装後、表面をなめらかにするため同じく研磨。テーブルトップのみ3回程塗装します。
そして補色。素地着色時の色むら、元々の材の色の違いを補正します。
最後に上塗り。半ツヤ消しのシーラーによりこれも2回くらい塗装します。最後の最後に表面がざらついてはいけないので、これも研磨。でも補色の色が取れてしまってもいけないので慎重に。ようやく完成です。

工程でみたらこんな感じ。今回はテーブル・イス2脚・ベンチを一気に塗装してしまうので今日の3日目でようやく中塗りが終わり研磨の途中。なんとか明日には上塗りを終わらせたいですね。
塗ること自体はそれほどでもないのですが、問題は研磨。イスは細かくて大変。大きければいいかというとテーブルは一人でひっくり返せない大きさ(168cm×84cm)なのでこれも大変。なかなか時間がかかります。

専用マスクをしていても溶剤(シンナー)でお腹いっぱい…
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イスの加工・組立が終了しました。ペーパーがけが少し残っていますがほぼ完成。後は塗装を残すのみ。
205isu.jpg

ベンチの座面と同じようにしたのですが、ただ斜めにしているだけでは座った時にお尻にあたり長時間は座ってられない(かも)。ので、ちょうど当たる部分をすこーしだけ削りました。見た感じでは平面にしか見えないけれど触ると部分的に2~3mmほど少し凹んでいます。この差が座ってみると結構違ってきます。

206set.jpg
ダイニングセットの完成です(塗装前だけど)。
改めてテーブルを見るとけっこう大きい。これから塗装に入るのですが、この4点だけで結構な時間がかかりそう。なんとか来週の一週間で終わらせたいですね。

新学期が始まりました。残す期間もあとわずか。実質は一ヶ月半しかありません。イスの加工を少しでも早く終わらせダイニングセットの塗装を仕上げたいものです。
イスの加工で残るは大きい部分で背板・座面があります。他には角の面取りやペーパーがけ。そう考えるとそれほどでもない、かな?
新学期のスタートは背板の加工から始めました。座面はベンチと同じく木の座面を駒止めとするため、背板が終われば組立に入れるのです。

204seita2.jpg
で、加工の過程をすっとばしできた背板がこれ。
厚さ5cmの厚板にホゾ加工をし、先にホゾを作ってしまいます。それから湾曲するよう材を切り、ベルトサンダーでなめらかに仕上げます。
指先の感覚は鋭いものでわずかな凹凸も感じてしまいます。それを手鉋やベルトサンダーで修正するのは難しく結局ペーパーで仕上げる事になります。
テレビで金属研磨専門の職人さんの0.00何mmの凹凸を感じ取る指先とかが紹介されていますが、ある程度のレベルまでは経験つめば普通の人でもできるんじゃないかと思ってしまいます。でもそれを修正する技術というのは……かなりの経験が必要になるのでは?ピンポイントで過不足なく凹凸の部分を修正する。これはとても難しいと思いました。

一通り仕上げたところでとりあえず終了。仮組みをしてみて実際に座ってから背中に当たる部分を探って削ってみたいと思います。
製作日記も今年最後となりました。残念ながら今年中にイス2脚の完成まではたどり着けません。
196karigumi.jpg
仮組みその1です。
幕板のみで組んだ状態です。一度この状態で仮組みをして次に『貫(ぬき)』の位置を確認します。
197karigumi.jpg
「貫」(幕板の下についている細長い方)の位置が決まった後での仮組み。
設計図通りに加工できれば良いのですが、実際には木の伸縮や反りなどにより誤差がでてきます(加工精度の問題、つまり腕の問題もあるし…)。「貫」の位置も設計図通りに穴を開けてしまうと、実際の脚の間隔よりも長かったり短かったりでぴったりくっつかないおそれがあります。
今回は図面上では貫は幕板より101mm下の位置のはずが、実際には93mmの位置にきてしまいました…。8mmのズレは結構大きいかも。だからと言って強度にはそれほど影響はないと思うのでまあ良しとしましょう。。。

ここまでは図面に沿って作ってきました。残す部分は背板と座面です。座面はベンチの座面と同じようなデザインにする予定なので、脚部が仕上がった後にサイズを見て加工します。問題は背板。図面では描いたものの、実際には角度や幅などは座り心地にどう影響するかわからないので、部品を試作して試してみる事になりそうです。
にしても大きな加工の山は越えたのであと1週間もあれば完成できそうです。テーブル、ベンチに続き段々加工のスピードも上がってきたと思うのですが、なかなか思っているほどは進みません。加工の細かい部分で迷いが生じてしまう。ベンチの時はテーブルの2個目のようなものだったので、そういった迷いはそれほど無かった気もする。こればかりは数をこなしていくしかないのかな?

本日、最終日は実習はなしで大掃除。個人の道具、端材の整理。機械の手入れ。大量のホコリにまみれながら終了。お疲れさまでした。
イスの製図が終わりました。サイズや角度は家で使っているイスから拝借し、大まかなデザインはネットや雑誌で見かけたものにベンチやテーブルに合うよう変更。
194seizu.jpg
ドラフターで書いています。
原寸図を書きました。今までの食器棚やテーブルは大体1/5の縮尺でA3方眼紙に納まるように描き、細かい接続部分などはその都度1/2や原寸で描いていました。今回は全て原寸図。座面の傾きなどが1度違ってくるだけで他の部品の長さが変わってくるので、なるべく正確にするためです。
椅子の製図では一枚の紙に三面図を描いてしまうのが多いのですが、今回僕もやってみました。今まで雑誌や本などにそう描いてあるのを見て「分かりにくいなー」と思っていたのですが、描いてみて納得。
描き手には分かりやすいのです。確かに別の紙に描いたほうがすっきりするのですが、原寸図で3枚となると広げるだけでも場所をとり邪魔。一枚の紙の上ならば寸法を測らずとも横にひっぱたり縦に伸ばしたりすることで楽にかける。図面の上ではつじつまが合うのです。
実際には斜距離と水平距離の違いもあり加工の段階では違ってくると思いますが図面では取りあえず完成しました。
図面より部品のサイズを詰めてゆき木取りです。
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脚の木取りです。
こうやってみると椅子の脚ってかなり歩留まりが悪いです。余った部分は他の部品には使えそうにないので治具に使用します。
「く」の字に曲がった部品の加工なのですが、合板で型をつくりルーターで型に合わせて削ります。曲がる部分が外側は鉋がかけられるからいいのですが、内側は小鉋やのみで仕上げるようになります。ので、この型がかなり重要。
今回、座面とこの脚以外は今までのテーブルやベンチの余り材で間に合いそうです。後脚は贅沢な使い方をしてしまいますが、全体でみたらそれほど材を使わずに出来そう。
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