高木木工房準備室

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
ようやく完成しました。製図を開始したのが1/29からなので4週間ほどかかりました。抽斗の側板や畳みずりを作り直したりと余計な手間もかかってしまいました。
219kansei.jpg
塗装終了後の写真。抽斗をマスキングしています。
ラッカー仕上げとなりました。素地に黄色っぽいチークを着色し、その後他の人が作っていた茶色を乗せ着色。先生曰く「桑っぽい色に仕上がった」。どうも濃い色だと同じに見えがちなので薄目の色にしたいと思い、自分としても満足いく色に仕上がりました。
220kansei.jpg
抽斗を納めた様子です。
金具はつけず抽斗をかぶせにしたので下端に指のとっかかりをつけました。正面から見た時に見える「線」を少なくしようとした結果です。今回、文机は全部で4つとなりました。ちょっと違った感じにしてみよう、という事で作ったのですが正面からみたらえらくシンプルなものとなりました。文机としては抽斗の高さを取りすぎた為か全体を見た時に抽斗前板の幅が広いようにも感じます。1cm位の差だとは思いますが…。
221fudukue.jpg
今年度の文机4作です。全体の大きさはほとんど変わりませんが、それぞれ抽斗の数・位置などが違っています。僕の隣の作品のみ拭き漆で仕上げており色・艶が全然違います。やっぱり手間暇かけた差ですね。
最後の作品がいざ完成してしまうとちょっと寂しいですね。もう学校で作る事もないのかと。。。
残りの期間は道具の手入れや治具を作ったりになるのですが、端材でなら自分で買い上げという事で何か作ってもいいよ、と言うことで急遽、酒卓をつくることに。自前で以前から持っていたカバの耳付き板があったのでこれを天板にして脚を作って。。。吸い付き蟻、というのをやって見たかったので。製作日記は若干続きます。

スポンサーサイト
今週は色々ありまして更新が途切れがち。。
就職活動、来年度からの家探し等々…。。。色々ありますが後手後手に回りどうもついてない日々です。行き違い、すれ違いであと一歩届いていない…。まあ曇る日もあれば晴れの日もある、と言うことで快晴を期待しています。

それはさておき文机の作製は順調でもないですが進んでいます。
217kumitate.jpg
エアコンプレッサーで一気に組立。
組み手は終了、中仕切り、背板、地板のホゾ彫り、調整をへて組立完了。中仕切りのホゾが今ひとつピッタリいっていません。。。仮組みした時は大丈夫と思っていたのに…。
218tate.jpg
組んでしまったものはしょうがありません。引出を組んだら加工終了になります。
が、引出の側板の胴付きを逆にしてしまい2mmの隙間ができて作り直したり…3歩進んで2歩下がり。。

写真では本体の下に畳みずりをつけているのですが、先端の処理がどうも今ひとつ。ここをどうするか悩んでいます。
先生にも言われましたが「こういった細かい処理がすごい重要」との事。また、いろんな作品を見る時も引出の構造とかよりも面の処理をどうしているか等に注目しろとの事。経験豊富な(構造とかは見たらすぐに理解できる)先生ゆえにの話ですが納得です。

で、取りあえず先に引出しを完成させてから悩む事にしました。あとちょっとです。
天板・側板の組み手の加工です。
212hozo.jpg
側板の組み手
213hozo2.jpg
アップにしたらこんな感じ。
本来は手加工で全部するところですが、今回はルーターで粗彫りをしてしまいました。毛引きや白がきで墨付け後、手鋸で墨ぎりぎりに切りそこからノミで墨線ぴったりに彫る、というのが本来の手順。が、今回は墨付け後にルーターで大体削ってしまいます。で、ノミを駆使して整えていきます。

墨付けするときの組み手の間隔は?じつはこれ、大体なのです。板の両端は反りを押さえるために間隔を狭くしてがっちり固めます。中心はその必要もないため間隔を広くしていきます。
幅が広い分には良いのですが、本来手作業でする事を考えると狭すぎると彫ろうにも彫れなくなってしまいます。ので、これは手持ちのノミの幅に合わせる事になります。一番小さいノミは一分(約3mm)なのでそれと同じかほんのわずか広めにして。次は二分のノミの幅で、その次は…と言った具合。今回はルーターの使用を前提にしたこともあり最小で6mmの幅としました。

ルーターで粗彫りしたとはいえ、一つ一つ手作業で仕上げていきます。それなりに時間もかかり組み手一列につき約半日。最初は勝手も分からず時間がかかりましたが、2列目以降は段々とスピードアップ。使うノミの順番を決めていきました。最初は二分のノミでざくざく削り、次に一分のノミで細かく削る。その後は鎬ノミ(断面が台形ではなく三角形のノミ)で際の狭い所を仕上げていきます。最後に細い彫刻刀で整え完了。ある程度手順が決まると迷いもなくなり効率が良いですね。
この感じならば削るのはそれほどの労力でもなさそうです。が、キレイに彫れたと言ってもそこからの調整に時間がかかりそう。きつくなくゆるくもなく丁度良い堅さに組み手を納める。隠し蟻というだけあって外からは見えないのでどこがきつくてどこが緩いのかの判断が難しそうです。
塗装の為外していたイス・テーブルの座面を取り付けてダイニングセットが
完成しました。
208isu.jpg

完成後は即売会まで空き教室で保管するのですが、移動が大変なでかいテーブル。。。移動の際に傷がついてもいけないので、そのまま体育館に持っていきました。で、そこで撮影。ちょっとコントラストが強くて塗装した色が分かりにくいですね。

で、月曜午後より文机の作製開始です。板組みと引き出しがテーマ?です。形はオーソドックスに天板下に引き出しが二杯ついた形。材はキハダ。文机を含め和家具には大体サイズが決まっているようです。文机のサイズは
高さ:1尺2寸(約36cm)
幅:3尺~3尺5寸(91~106cm)
奥行き:1尺~1尺5寸(30.3~45cm)
引き出しが天板の下につくので、正座をした場合を考え引き出しの下端の高さが8寸(24cm)以上は必要になります。今回は25cmを見ておきました。
キハダの板材から木取りますが、必要な材の厚みは5分5厘~6分の厚さ。
209ita.jpg
左右側板と天板
板目の板に柾目の板を剥ぎ合わせ幅40cmとしました。この3枚を組み手でつなぎます。今回は隠し蟻組みとしました。外からは見えないこの組み手、角さえぴったりいけば大丈夫!(ぴったりいくかどうかが問題ですが)。しっかりノミを研がねば…。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。